2018年1月に潰瘍性大腸炎と診断されました。
診断されるまでたくさんの方のブログを参考にさせていただいたので、
私の症状もメモしておこうと思います。
腸疾患であり、病気の性質上下痢に関することなど汚い話もあるので、ご注意ください。
初めての症状
今考えてみると、おそらく発症は5年ほど前。
急にお腹が痛くなって、トイレに辿り着く前に漏らしてしまうことが数回。
さすがに二十歳そこそこの女子が便を漏らしたなどと周りにも相談できず、
消化器内科や肛門科などに行く勇気もなく、数ヶ月放置。
しばらく下痢は続いたものの、気がついたら治っていたので、次第に症状のことを忘れていきました。
数年後、再発
仕事が忙しくなってきたタイミングで、漏らすまでは行かないものの下痢が続くようになる。
病院に行く決心はまだつかず、それほど酷くもなかった(通勤や仕事に支障が出るレベルではない)ので、放置。
「過敏性腸症候群」だろうと自己判断していて、仕事が落ち着けば治るだろうから気にしないようにしようと思っていました。
2017年、冬
11月に新婚旅行に行ったのですが、出発日、空港についた瞬間に猛烈な便意が。
トイレにダッシュしてなんとか事なきを得る(新婚旅行初日に漏らして着替えるとか嫌すぎる)。
幸いにも旅行中に調子が悪かったのはこのときだけでした。
11月下旬〜12月中旬にかけて、以下の症状によって仕事に支障が出始める。
- 下痢 (ご飯を食べ始めると急な便意を催す。トイレに駆け込むレベル)
- 下血 (下痢とともに便器が真っ赤に染まる)
- 発熱 (平熱が35度前半に対して、36.9〜37.4程度の発熱が毎日続く)
- めまい、貧血
さすがに下血はおかしいんじゃないかと思い、ようやく病院へ。
まずは小さな内科に行ってウィルス性のものでないかの便検査をしました。
この時色々症状が出ていたので、いちばん大事な下血のことを医師に伝え忘れるミスを犯す。。
伝えていれば、もう少し早く大腸カメラになった気がする。
薬(ミヤBMとイリボー)を貰い毎日服用するも全く良くならない。
検査結果を聞きに行ったところ、ウィルスが原因ではなさそうだけど、長期の下痢はおかしいので、大腸カメラ検査をすることに。
近所の少し大きい病院への紹介状を貰い、その足で通院して、血液検査を行ったあと大腸カメラ検査の予約を行う。
このとき、もしかしたら「潰瘍性大腸炎かも」と言われ、なんだかめんどくさそうな気配を察知する。
はじめての大腸カメラ検査
通院したのが年末もいいところだったので、年明けに検査をすることに。
年末年始美味しいもの三昧をする予定だったのに腹痛や下痢が気になり大したものを食べられず、とてもつらかった。。
当日つらかったことは、
- 下剤を飲みきる (吐き気をこらえるのに必死)
- トイレがしんどい (赤ちゃん用のおしりふきが役に立った)
- カメラがなんかもうむちゃくちゃ痛い
といろいろあるんですが、長くなりそうなのでそのうちまとめようと思います。
次は絶対麻酔する。。
カメラの映像を見ながら、直腸が荒れているのを確認。
潰瘍性大腸炎については予習していったので、見たことある腸壁だ!という感想。
検査のために組織を2箇所取り、検査はおしまい。
検査費用は1万円程度でした。
結果を聞きに行く……前に体調を更に崩す
結果は10日後に出る予定でしたが、どんどん下痢とめまいがひどくなり、家から出られない状態に。
会社に行くことも難しくなったため、結果が出る前に調子がいいタイミングを狙って通院。
検査結果はまだ出ていないものの、「直腸の画像からは潰瘍性大腸炎で間違いなさそう」ということでペンタサを処方されました。
ペンタサで様子を見ながら検査結果を待つことに。
そして確定診断へ
血液検査の結果や、組織検査の結果から潰瘍性大腸炎です、と正式に診断されました。
前回通院〜検査結果が出るまでのおよそ1週間、ペンタサ(一日に1500mg)を飲むもののあまり改善している気配がないことを相談し、4000mgまで増やしてみることに。
結局それでもあまり体調が変わらず、プレドニゾロン20mgを追加し、現在様子を見ています。
プレドニゾロン飲み始めてから体調がかなり改善し、飲み物で下痢することがなくなりました!
副作用は気になるものの、このまま寛解&プレドニゾロンがやめられるといいな。。
反省とまとめ
1ヶ月以上下痢が続くのはおかしい。健康な人は便失禁しない。はやく病院に行くべきだった。
とは思うものの、うら若き乙女()がなかなか大腸カメラも行きづらく、最初に症状があったときに病院に行かなかったのはしょうがなかった気もする。
数年の間に婦人科にかかるようになったこともあり、今回の検査に若干抵抗感がなくなったのは良かったと思う。 (下半身露出慣れという意味で)
とにかく検査は大事。
あと、自己判断は良くない。
過敏性腸症候群だと思い込まなければ、放置しなかったかもしれない。
体調悪いときは自己判断せず、ちゃんとお医者さんの指示を仰ごうねって言う経験をこの歳でできたのはよかったかなあと思いました。
覚書程度ですが、誰かの参考になることを祈って!